国際結婚あるある!

昨日はSちゃん(仮)と女子会。

 

新婚まだ数ヶ月のSちゃん、
私とは親子(!)もあり得る年齢差。

 

若くて、アクティブで、美人で、
とーってもチャーミング。

 

でも昨日は、思いがけず
彼女のお悩みを聞くことになりました。

 

バレーオブファイア州立公園(ネバダ州)

 

日本人のSちゃん、
旦那さまは、アメリカ人。

 

…うちと一緒です。

 

日頃の悩みを、具体的なエピソードで
たくさん聞かせてくれました。
ときに涙を浮かべながら。

 

そのほとんどが次のふたつに起因していて、

あぁぁ、国際結婚あるある!だぁぁと
私は思わずうなり、共感しまくりました。

 

そのふたつとは、

 

「言葉の壁」「文化の違い」!!!

岡山城にて。写真くらいは明るくいきましょう(^^)

 

と書いても、「なーんだ、そんなことか」
と思われるかもしれません。

 

しかしそれらが、ここまで根深いコトとは
結婚前には想像できませんでした。
私も、Sちゃんも。

 

 

夫婦間だけなら乗り越えられても、
家族や地域のコミュニティーのなかでは、
残念ながら、そう簡単なことではありません。
(きっぱり)

 

それまで空気のように疑わなかった
自分の常識とか、モラルが
(相手に悪意はなくても)
いとも簡単に「ないがしろ」にされてしまう。

 

そして、
私たちにはあり得ない常識?理屈?価値観?に
意表を突かれる…

 

いや、もっとストレートに言えば
傷つくのです。。

 

ひとつひとつの出来事は些細でも
チリも積もれば、なんとやら。

 

しかも、周囲は
私やSちゃんが苦悩や痛みを抱いてるなんて
思い及ぶワケもなく。

 

溜まってきて、つい声を上げると
今度はこちらが「ありえない」人だと周囲がざわつく…

 

というか、(プチ)炎上。。

 

こんなことなら、
黙ってた方が良かったと虚しくなるし。

 

 

じゃあ話し合いましょう、となっても
残念ながら私(たち)の英語力、
ネイティブスピーカーと本気で渡り合えるほどではなく。

 

デリケートな事柄について
相手の言うことを聞きながら
自分の伝えたい言葉を一所懸命探すのだけど、

やっぱり、限界がある。
ついていけなくなる。

 

相手は言いたいこと全部言ってスッキリ!
だけど
こちらは不完全燃焼。

 

またもや、虚しく、
そして、悔しい。。

 

「そもそも、私たち
 英語を話してあげてるのにね!」

と、バイリンガルでもなく、
ゼロから英語を学んだSちゃんと私は
口を揃えて言いたくなってしまうのです。

 

こんな種類の悔しさが
世のなかに存在すること、
それまで知らなかったよね、とSちゃんと私。

 

ま、おかげで
それまでいかに恵まれていたか、
気づけたのも事実ですが(^^)

ボルケーノ国立公園(ハワイ島)

 

昨日、奇しくもSちゃんが言った言葉…

 

「孤独です。」

 

もうね、…悲しいほどよく分かる。

(あーん、書いてても込み上げてきちゃう。)

 

 

私、これまでこんな話
あまりしてきませんでした。

 

個人的に少し話したとしても、
文章にすることは、まずなかった。

 

ちょっとこぼすと、

「ハワイ島に住んで、
 愚痴言ったらバチ当たるよ。
 それくらい辛抱しなさい。」

とお叱りも受けたし、
そういう反応をいただくこと自体に
「孤独」も感じたから。

 

それに、あえて苦労話することもないと思っていたので。

 

でも昨日Sちゃんの話を聞いて
「あー、わかる!わかる〜!」
て私の過去のエピソードなどシェアしたら、

「やっぱり、そうなんですねーーー!」
って、彼女の表情ちょっと明るくなった。

 

だったら、(おこがましいけど)
同じように頑張ってる人に届いたらな、
と思いました。

 

 

東洋人の私が、
西洋人(白人)のデイヴィッドと結婚した。

 

だからこその喜びもあれば、
痛みもある。

 

それはコインの裏表のように一体だから、
都合のいい方だけを取ることはできませぬ。

 

心折れそうにもなるけど
これが私に与えられた課題と思って精進します。

 

一緒にがんばりましょう。

 

グリーンサンドビーチ(ハワイ島)

 

 

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2件のコメント

  1. 大変だと、思います…
    本当に、心の底から。

    言葉の壁はない筈の日本人の間でも、価値観や習慣、考え方は違うから、当然、行き違いが起こります。
    そこで、話し合う。

    普通、これで何とか落としどころを見つけて、めでたく事は収まるものですが。

    でも、ね。
    同じ日本語を話しているように思っても、何だか違うってことも、よくあって……

    結局、いわゆる「話にならない」と決裂すること、意外に多いです。
    うちの職場なんか、特に。

    「こんなに心配して(あげて:多分心の奥の声)るのに分かってくれない」
    ↑誰が頼んだ?!
    「あなたの為に言ってるのに」
    ↑余計なお世話だ放っておいてくれ

    他人なんだから、と冷めていれば、傷付くこともないのかもしれないけれど…
    一生懸命にやっている分、傷付くし、落ち込むし

    職業病で、お節介
    いえ、根っからのお節介(笑)
    切ない想いで泣きそうな日に、このブログを読みました。

    人と人
    一緒に居るのって、楽しいことも増えるけど、面倒や苦労も増えますね。

    でも、集団で生きること、家族を持つことで、ホモサピエンスは他の人類のように滅亡せずに生き残ってきたのだと、昨夜、NHKの人類誕生の初回で言っていました。
    そうかぁ…と呟くしかない私。
    たった一人で生きてゆく自信なんてもちろんないし。

    めげないで
    諦めないで
    そして、傷付かない、傷つけない在り方を探し続けること
    もう一度、頑張ります(^_^)ゞ

    うーん(^-^;)
    いつもにましての乱文で、ごめんなさい。

    1. 裕美さん
      しみるコメントありがとうございます。
      お返事遅くなって申し訳ありません。

      そうですよね、

      どうやったらこんな考え方ができるのー!?

      というのは国際結婚に限らず
      どんな関係性においても本質的に同じですよね。

      > 一緒に居るのって、楽しいことも増えるけど、面倒や苦労も増えますね。

      本当、そうですよね。
      コインの裏と表みたい。
      片方だけ取ることはできないですもんね。

      ただ自分のことを考えると、
      ある意味、そういう壁にぶち当たることで
      少しは謙虚でいられる部分があるように思います。

      そうでなかったら、もっともっと傲慢になってただろうなと。

      そう思うと、悩みの種ではあるけれど
      ありがたい存在でもあると認めざるをえなくなる私です。

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